クライミングのガラス製品のつくり方
こんにちは!!
私の名前は、『目筋郎(めすじろう)』です。
私の得意分野は、『ガラス体積計』ですが、とりわけその中でも
『メスシリンダー』は大好物で、この話をしだすと止まりません。
ただ、ガラス全般について、クライミングでは私の右に出るものはいないので
みんなの役立つガラスの情報をお伝えします。
内容でわからないことや、質問あれば、コメント待ってます!
このブログ上でお答えします。
さて、当社の社名【クライミング】ですが、
この社名を聞いて、ガラスをイメージされることは、ありません。
異業種の⽅に、名刺をお渡しすると⼀⾔⽬に出てくるのは、
『登⼭⽤品の会社ですか?』という質問。
目筋郎『いえ、ガラス屋です。』
お客様『え〜、じゃあ、プーっと膨らますやつですね。暑いでしょう?』
目筋郎 『確かに暑いのは暑いのですが、プーっとはしません。ガラスの管から作っているんですよ。』
お客様 『はあ。。。((?_?)ぽか〜ん。)』
目筋郎 心の声 『多分想像ついてないよな〜』
だいたい、このような問答を必ずやります。社員も、よく聞かれるみたい。
さて、本題に戻りますが、クライミングのガラス製品は、ガラスのパイプ(管)・ロッド(棒)を使って加工をしています。
実はこのパイプもいろんな大きさがあるんですよ。
小さいものだと、直径Φ3mm
自社が使用しているもので、大きいものは、直径 Φ200mmくらいまででしょうか?
また、管の厚さにもいろいろあります。
だいたい一つのサイズに、3種類位の肉厚が用意されています。
例えば、外径φ20mm のガラス管ですと、
肉厚は【1.2mm】【1.6mm】【2.0mm】【3.2mm】があります。
⻑さは 1.5mって、決まってるんですよね。(なぜか、どの材料メーカーさんも⼀緒。)
お客様によっては、もっと長い2mの製品を作って欲しいという依頼があります。
ジャジャジャジャーン♪♪
⼈の⾼さより⼤きいので、わかってもらえるでしょうか?
2mのクロマトグラフ管です!
どうやって2mの長さにしたと思いますか?
ズバリ、つなぎます! ( • ̀ω•́ )✧(キリッ)
製作のお話は、後の回にて。。。。お楽しみに!
【今回のまとめ】
クライミングのガラス製品は、管・棒状のものから作られています。
管の直径も⾁厚も様々な種類があります。
但し、材料の長さは1.5m! 固定です!
【目筋郎のつぶやき】
それにしても、先⽇の東京オリンピック、スポーツクライミングの楢橋選⼿は凄かった。
でも、メダルに届かなかった。本当にスパイダーマンみたいですね。
ガラスを使ってクライミング⽤品を作れないかな?